囲炉裏テーブルなら自作がコスパもニッチさも最強!自作ノウハウ&実例26選
みんなが集まるサイトの主役級ギア「囲炉裏テーブル」は自作が最強?!
サイトの中心にあって、常にみんなが集まる主役級ギア「囲炉裏テーブル」。BBQグリルやストーブなど、その時々で真ん中に鎮座するものは変わるけど、みんなが等間隔で囲める便利さは唯一無二。
そんな囲炉裏テーブルですが、実は、自作するキャンパーの多いギアの1つでもあるんです。市販品も数ある中、あえて自作を選ぶ人が多いのは、自作ならではのメリットがあるということ!
自作のメリットはコスパだけにあらず!
やはり魅力なのはそのコスパ。100均のパーツなど利用すれば、約3000円ほどで自作可能。けれど、コスパをも凌駕するもう1つの大きな魅力が。
市販品の「もうちょっとこうだったら……」というニッチなニーズも、自作なら完璧にカバー。デザインも構造も思いのまま、自分ニーズにシンデレラフィットする囲炉裏テーブルが作れるんです!
今回は、コスパ&ニッチさ最強の自作囲炉裏テーブル26選、一挙ご紹介していきます!
初心者でもトライしやすい囲炉裏テーブル自作例
100均でOK!F型クランプをそのまま脚に
【 @miwa.k.hhさん 】
まずは、最も手間の少ない「F型クランプ」をそのまま脚にするタイプから。ホームセンターのカットサービスなどで、天板さえ好みの大きさで揃えたら、後は組み合わせるだけ。
F型クランプはホームセンターなどで購入できますが、ダイソーなど100均で買えばもっとお安く。クランプの可動域内で、板の厚みに合わせて調節もできるナイスアイディア。
100均の折り畳みパイプ椅子を脚に
続いては100均のパイプ椅子を使ったタイプ。画像は100均パイプ椅子を使ったミニテーブルの材料。
画像の材料を使って天板にパイプ椅子を固定すればあっという間に完成。囲炉裏テーブルはこの応用版。
1枚の長方形の板にパイプ椅子2つを接続、長テーブルにしたものを4つ組み合わせるとこの通り。
天板とパイプ椅子の接続方法は色々ありますが、CAMP HACKの過去記事なども参考にぜひトライしてみてくださいね。
カットした板に折り畳み脚パーツを取り付けるだけ
【 @shinji5048さん 】
こちらも非常にポピュラーな方法の1つ。天板となる板材4枚を並べたら、板同士を取り外し可能な金具で固定。うち天板2枚に2本の折り畳み脚パーツを取り付けたら出来上がり!
4枚の板を固定する取り外し可能な金具がこちら。「蝶番掛け金」といって、蝶番の間に細い金属棒を抜き差しすることで、板同士の連結&解除が自在に。
連結を解除して折り畳めばこの通りコンパクトに。キャンプへの携行もスマートなオススメの囲炉裏テーブル。
【 @kassy_campさん 】
続いては、より天板の奥行きが広いタイプ。愛用のヴィンテージワックス仕上げがシックな雰囲気を醸し出しています。
先ほどのテーブル同様、折り畳み脚パーツと蝶番掛け金を裏側へ取り付け。
ただし、1つ目のテーブルでは水平に配置されてた折り畳み脚パーツが、こちらは上下に互い違いに! 天板に奥行きがある分、耐荷重を分散してバランスが安定させるアイディア、さすがです。
フォールディングタイプにアップグレード
【 @takashi.kanamoriさん 】
そしてこちらは、折り畳み脚取り付けタイプのアップデート版。一見先の2例と変わらないように見えますが…、よく見ると、板同士の連結部分に黒いパーツが。
実はこちら、2枚の天板同士を「蝶番掛け金」ではなく「蝶番」でL字状に連結。L字状の2つの天板同士は木ダボで接続する構造に。接続が2箇所で済むから、より素早く設営できて便利です。
既存テーブルをカスタムした囲炉裏テーブル自作例
コールマンアルミテーブルの脚を活用
【 @kuruto883さん 】
とにかく手軽に作るなら、既存のテーブルをカスタマイズするのもおすすめ。こちらはコールマン「アルミロールトップテーブル」の脚部分を賢く利用。
裏返すとこの通り。4枚の同サイズの板を用意し、うち2枚はちょうど半分にカット。4つの角を金具で固定したら、半分にカットした部分には蝶番を取り付け。
こんな風に半分に折り畳める構造に。さらに天板には溝を作り、脚を差し込んで固定できるそう。脚部分は、元々アルミ製で軽量かつ折り畳めてコンパクト。
コールマン製品の機能性はそのままに、ウォルナットステイン&ニス仕上げの味のある木製天板をプラス。まさにいいとこ取りの自作例です。
フィールドラックの間を三角天板で連結
【 @tmyk2748さん 】
見事な八角形の囲炉裏テーブル。よーく見てください! 実はこちら、キャンピングムーンのフィールドラックをうまく活用した自作例なんです。
展開するとこの通り、自作天板を載せた4つのフィールドラックの間を、同じく自作の三角天板で接続しているんです。
三角天板の材料は、厚さ9mmのシナベニヤと20×10mmのアルミアングル。325mmの二等辺三角形に、230mmに切ったアルミアングルを取り付けるんですが、このときにちょっとしたポイントが。
アングルがフィールドラックの外枠にはまるように、5mm程度隙間を空けて取り付けているんです。
セリアのコンプレッションベルトで収納時もコンパクト。フィールドラックの拡張性をさらに高めた、実に効率的な自作例です。
●収納時サイズ:約60×35×2.3cm
●重量:約2.15kg
●分散耐荷重:約30kg
●材質:スチール黒メッキ
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●収納時サイズ:約60×35×2.3cm
●重量:約2.1kg
●分散耐荷重:約30kg
●材質:オールステンレス
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囲炉裏テーブル自作例〜ウッド編〜【 三角形・四角形 】
1枚の合板から作れる「MisMiテーブル」&「YosMiテーブル」
【 @ayan00nさん 】
もはや木製自作囲炉裏テーブルのアイコン的存在といっても過言ではないこちら。その名も「MisMiテーブル」。1辺に2名掛けの6人用で、六角形の焚き火台とトライポッドに特化した作りに。
@ayan00nさんによる設計で、なんと、図面さえあればDIY初心者でも製作可能。とにかく無駄のないシンプル設計で、1枚の合板にノコギリ、穴を開ける道具があれば完成。
しかも、任意のサイズに自動計算してくれる図面データをインスタDMにて無償提供中。#mismiテーブルで検索すれば、図面提供により自作した数々の投稿が。
さらにさらに! こちらの「YosMiテーブル」も無償で図面提供中。四角形の焚き火台の設営に特化したタイプで、同じく合板1枚とノコギリ、穴を開ける道具があれば作れます。
そしてやはり#yosmiテーブルで検索すれば、図面提供の恩恵を受けた投稿がズラリ。ぜひともチャレンジしてみたい方は、@ayan00nさんにインスタDMにて問い合わせを。
@ayan00nさんのインスタアカウントはこちら
【 Yosmiテーブル応用版 @kurosukerouさん 】
@ayan00nさんの図面を参考に、カスタマイズしたのがこちらの囲炉裏テーブル。一見YosMiテーブルそっくりなんですが……、よく見ると天板部分に余分な穴が。
実は、先の画像のYosmiテーブル状態時には使用していないパーツが。それは、画像右側最下段に並んでいる「ハーフ脚」。
このハーフ脚を、YosMiテーブルにはない水平な穴に差し込むと、各天板が独立したテーブルに。バラバラに並べて使うことも可能です。
この水平穴とハーフ脚を組み合わせれば、実にマルチに七変化。クロス状のときには、角にはハーフ脚、中心部にはスタンダードサイズ脚を使用して、しっかり接続されたクロステーブルに。
4つの天板端にはハーフ脚、中央はスタンダード脚で接続して2段スタッキングすればラック使いも。
2段重ねずに平置きして並べればW状に。合板1枚で簡単に作れるのに、シーンに合わせて自在に変形する秀逸なカスタムアイディアです。
なんとこちらも@kurosukerouさんによる図面が無償でもらえます。欲しい方はインスタDMで問い合わせを。
@kurosukerouさんインスタアカウントはこちら
足周りスッキリ、コンパクトで幕内でも使いやすい
【 @ryo.13_さん 】
お次は、とてもシンプルながら使いやすい囲炉裏テーブル。円柱型のスリムな脚が垂直に接続され、足周りのデッドスペースや座る人への干渉も少ない構造に。幕内など狭いスペースでも快適です。
脚が外側へ張り出したり、脚自体に幅があるタイプに比べ、地面のコンディションも伝えにくく安定感が。
裏返すとこんな構造に。脚はネジ式パーツで脱着可能。天板は金具とパッチン錠で固定し、収納時は四分割できる仕組みに。組立時に分かりやすいよう板ごとに番号が振ってあるのも便利ですね!
ローでもハイでも!脚が継ぎ足せる構造が便利
【 @outdoorcatdogさん 】
こちらも円筒形のスッキリ脚タイプ。天板にはバーナーで焼きを入れ、見た目の雰囲気だけでなく、強度も増して防虫効果もプラス。
そして注目すべきは脚の底部。ネジ受けナットが埋め込まれているので、ネジ付きの脚を継ぎ足せばハイタイプテーブルとしても使えるスグレモノ。
天板はフラットなジョイント金具をネジで接続しているので、積載時にはバラしてコンパクトに。ハイでもローでも自分ニーズにフィットする自作囲炉裏テーブル、やっぱ最強ですね!
2way&コンパクト!自作ロールトップ天板が秀逸
【 @morgenrot_pfさん 】
あれ? 囲炉裏テーブル……じゃない? と思えてしまうこちら、実は2wayの囲炉裏テーブルなんです。
中心の天板はロールトップ式で、簡単に外せます。4枚の囲炉裏天板のうち、2枚の内側にはロールトップ天板用の受け金具が設置され、使用時はそこに乗せるだけ。
4枚の天板片側の端には、中心に穴の開いたL字のジョイント金具が。さらに各天板反対側の、金具の穴と重なる部分にはネジ受けナットが。
つまり、ジョイント穴とネジ受けが重なったところに脚パーツのネジを差し込めば、天板の連結と脚の接続が一度に済む構造に。ムダのない構造と2wayにコンパクト収納……全て叶うのは、やはり自作の醍醐味です。
ギミックに驚愕!何度も開きたくなる「トランスフォーマーテーブル」
【 @hijiki_to_komeさん 】
こちら、動画をご覧いただけば、余計な説明は野暮……というくらいクールなギミックが詰まった「トランスフォーマーテーブル」!
外側のフレームをパッと開けば、中の天板部分が登場。さらにこの天板部分をグッと押し開くと外側のフレームが脚になって立ち上がるギミック!
さらに内側に折り畳まれていた2本の棒を、2辺しかない脚フレームの間へ差し込んで補強。横へ置かれていた棒2本で同様に下部も補強。蝶番で凹む部分の天板もパッチン金具で固定してトランスフォーム完了!
今回ご紹介する中で、おそらく設営も収納も最短で行える自作囲炉裏テーブル。トランスフォームの快感がクセになりそう。
囲炉裏テーブル自作例〜 ウッド編 〜【 六角形・八角形・円形 】
大人気の「ヘキ男」ソックリ?!見事に再現
【 @beeyan110さん 】
ヘキサ(六角)テーブルと言えば、ガレージブランド「TheArth(ざぁ〜ッス)」の「ヘキ男」&「ヘキ子」があまりにも有名。木製パネルをジグソーパズルのようにキッチリはめ込む構造ゆえ、加工の精度が問われるテーブルです。
こちらの自作例は、そのヘキ男さながらのヘキサテーブルを見事に再現! オリジナリティあふれるステンシルもクール。
中心部には「ヘキ子」的な天板もセットできる構造で、ワンポールテントのテーブルとしてもバッチリ活躍。
さらに、ヘキサテーブルと同じ高さの収納BOXも自作。画像のようにサイドテーブルとしてジャストフィット。自作ならではの効率的なオプションセット、はめ込み部分の精度の高さに脱帽です。
【 @amu.823さん 】
こちらもハイクオリティな自作例。同じくヘキ男構造の囲炉裏テーブルなんですが、脚部分のパネルにご注目。ネイティブ調の美しい文様が彫刻されているんです。
家族みんなが怪我なく元気に行って帰ってこれるように願いを込め、魔除けの神様みたいなイメージで考案したそう。上から順に、水の神様、火の神様、山の神様のデザインに。
カッコいいだけじゃなく、思いの込められた自作囲炉裏テーブル、家族みんなでいつまでも大事に使ってくれそうですね。
レイアウト自在!天板同士組まないヘキサテーブル
【 @mr.biwakoさん 】
ヘキサ囲炉裏テーブル、さらに続きます! こちらも全て木製パネルで構成されていて、互いの凹凸をはめ込んで組み立てる構造です。
けれど、どうやらこちらのタイプ、あらゆる形に変形が可能。一体どういう仕組みになっているんでしょうか?
ハイ、こういうことなんです! 6つの独立したテーブルを並べるだけだから、シーンに合わせて思いのままにレイアウトOK。
そして分解すればこんなにコンパクト。はめ込み部分の加工の難易度は高めですが、マルチでコンパクト収納可能なヘキサテーブルが欲しい人におすすめです。
もはやアートの域!オルテガ柄がクールすぎる
【 @elesdy.kjさん 】
ここまでくると、もはや“アート”と言っても過言ではない、オルテガ柄がクールすぎる囲炉裏テーブル。全てオリジナルデザインの手書きだから驚きです。
塗料も人体に影響の少ない水性塗料で統一。水性オイルステインの上にデザイン画の水性パステル、最後に水性ウレタンニスで仕上げを。
同柄のサイドテーブルとのセッティングも最高にクール。囲炉裏テーブルの脚部分は、上部がT字の構造に。一本の脚の左右にそれぞれボルトと蝶ネジで天板を接続しています。
インディアン柄のセンターテーブルはワンポールテントの幕内でも活躍。全て同柄の統一感は自作ならでは。サイトにオリジナルな世界観を構築したい人は、ぜひこんな風にペイントにこだわってみては?
より大人数で囲めるオクタゴン(八角形)テーブル
【 @mcst.camp343さん 】
そして今度はいよいよオクタ(八角)テーブル。8辺になり囲める人数も、テーブルの面積もより広く。ヘキ男同様、木製パネルをパズル状に組み合わせる構造です。
センターテーブルもヘキサタイプより大きめだから、囲炉裏テーブルと分けてもメインテーブルとして使えます。
ただし、はめ込み箇所が多い分加工の精度はよりシビア。キッチリハマる瞬間に快感を覚える人はぜひチャレンジを!
角がないから座る位置がフレキシブルなラウンドタイプ
【 @koki_muraさん 】
そしてついに、角のないラウンドタイプ。これならもっと大人数に対応可能で、座る位置もフレキシブル。
脚部分のパーツもパネル状でなくフレーム状だから、脚を入れるスペースが広い上に安定性もしっかり確保。
天板と脚の接続は、天板の穴に木ダボを差し込むのみ。R部分さえうまく切り出せれば、ぜひマネしてみたい自作例です。
囲炉裏テーブル自作例〜 塩ビ管編 〜
塩ビ管を塗装してアイアン風のテクスチャに
【 @hane_chanさん 】
木製天板にアイアンレッグの組み合わせ……、と思いきや、こちら実は脚部分は塩ビ管で作成。
なんと、塗るだけでアイアンのテクスチャになる「アイアンペイント」を使用しているんです。
塩ビ管なら溶接なども不要。好きなサイズにカットできて、二又や三又など接続パーツも豊富。アイアン加工はハードルが高いけどテクスチャには憧れる……そんな人にぜひおすすめしたいアイディアです。
●性質:水性
●カラー:アイアンブラック
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1×4材をうまく組み合わせて奥行きのある天板に!
【 @takayuki.5353さん 】
塩ビ管囲炉裏テーブルもう1つ。こちらは1×4材をうまく組み合わせた奥行きのある天板が使いやすそう。
バラすとこんな風に。4本の塩ビ管で作った四角いフレームの角に、それぞれ三又の接続パーツで垂直に脚を連結。天板はその上に載せるだけ。
4枚の天板パーツの1枚を裏返すとこんな構造に。3枚の板を連結する横板と、角にはわざとはみ出させた大きめの板を配置。
そこへもう1枚の天板パーツの凸凹部分をはめ込み、ボルトと蝶ネジで裏から固定。こんな構造で4つの角をうまく連結しているんです。
1×4材など全て小さめサイズの板で作れるので、大きめサイズの板材の買い出しが難しかったり、自宅に1×4材など細い板材が余っているときに、ぜひ参考にしたいアイディア。
囲炉裏テーブル自作例〜 アイアン・スチール編 〜
一本足ならでは!足周りが超絶スマートな「ヒロフレーム」
【 @hiroyuki3643さん 】
市販のアイアンレッグをうまく活用して、天板のみ自作した囲炉裏テーブルはよく見かけますが……こちらは自作ならではの一本脚が特徴的! その名も「ヒロフレーム」。
実は、最初は二本足で製作。ところが座るときに足に当たり、とても違和感を感じたそう。そんな悩みを一本足で見事に解決。
お仕事が鍛冶屋さんで、アイアン加工自体はお手の物という@hiroyuki3643さん。けれど、板にテンションをかけてどうバランスを取るかが至難のワザだったそう。苦悩の末に生まれた超絶スマートな一本足レッグ、愛着もひとしおですね!
あえての長方形が子どもに優しいアイアンレッグテーブル
【 @kk_camp2020さん 】
続いてのアイアンレッグ囲炉裏テーブルは、意外にレアな長方形! こちら脚部分は9mmの鉄筋棒を溶接して作成。さらに現在はアップデートして脚の先にゴムキャップも装着。
天板には1×6材をカットして使用。実は最初、大きく作りすぎてしまい、調整中に長方形なら火を子どもから離して配置できることを発見。結果、子どもに優しい長方形囲炉裏テーブルが完成したそう。
オールアイアンなのに軽やか!洗練デザインのフォールディングヘキサテーブル
【 @gurifumixdさん 】
自作ギアの限界を遥かに凌駕?!……なんと天板から脚までオールアイアンの囲炉裏テーブルがお目見え!
ヘキサタイプの天板は透かしが入り、脚部分も実にスマート。オールアイアンとは思えない、軽やかで洗練された佇まい。
こちら、ホームセンターに売っているL字アングルと平鋼をアーク溶接し、3分割された天板を作成。蝶番で連結し、設営時に接続やネジ締め不要のフォールディング式だから驚きです。
裏側には2cm程にカットして角度を付けて溶接した3分パイプが。そこに直径13mmの鉄筋棒で作った脚を差し込めば設営完了。
スチール黒染めなので焦げたり燃えたりせず、タフに気兼ねなく使えます。見た目も構造にもニッチなこだわりが感じられ、溶接やアイアン加工への憧れを掻き立てる“傑作”囲炉裏テーブルです。
流石のハイクオリティ!スチールメッシュ囲炉裏テーブル
【 @hiroyuki3643さん 】
またしても自作ギアの範疇をサクッと超えてくる囲炉裏テーブルが見参。どう見てもアウトドアメーカーの既製品にしか見えないスチールメッシュ製のこちら。
先にご紹介した木製天板×ヒロフレーム(一本足アイアンレッグ)の囲炉裏テーブルと同じく、@hiroyuki3643さんによる自作ギアなんです。
本職の鍛冶屋さんとはいえ、囲炉裏テーブルの製作が専門という訳ではなく、一分のスキも感じさせないこのクオリティには驚くばかり。
短い天板には脚がなく、長い天板側のみ脚付きで自立する構造に。長い天板と短い天板の接続は、蝶ネジで締める構造なので設営時に工具なども不要です。
ただし、スチール製でそこそこ重さがあり、シーンに応じてヒロフレーム囲炉裏テーブルと使い分けているそう。重くても、しょっ中キャンプに持参して自慢したいレベルの出来栄えですね。
ノンジャンルでトリッキー!個性派囲炉裏テーブル自作例
○でも3でもどんと来い!変幻自在のトリックスターに死角ナシ
【 @moo_yamanoueさん 】
最後はもはやカテゴライズ不可能な、個性派囲炉裏テーブルたちをご紹介! こちらは、以前CAMP HACKの「妻が喜ぶキッチン」特集記事でもご紹介した@moo_yamonoueさんの囲炉裏テーブル。
画像ではラウンドタイプの囲炉裏テーブルとして使われていますが……。
こちらの画像では、Rを描いた三角形テーブルに変化。中心に置くアイテムが径の小さいストーブのときはこのサイズ感がピッタリ。
そしてお次は大きく「3」の字を描き、中に薪ストーブとBBQグリルがWでIN。奥を囲めば薪ストーブで、手前を囲めば焚き火で暖がとれる、外れ席のないレイアウトに。
こちら材料は、OSB合板と1本100円以下のアンカーボルトのみ。作り方は、板をRを描く形にジグソーでカットし、ドリルで穴開けるだけ。アクセントに黒く塗った板付ナットを埋め込めば完成。
至ってシンプルな構造ゆえ、自在にレイアウト可能というワケなんです。
さらに、天板をくり抜いて余ったRの内側部分までしっかり活用。こんな可愛いミニテーブルまで作成。キッチンテーブル製作にも発揮されていた、1枚板からムダなくパーツを切り出す設計力、お見事です!
シェルコンに乗っければおでんも屋台の味わいに?!
【 @ryu1rew11さん 】
ラストのアイテムは、正確には「囲炉裏テーブル」ではなく「囲炉裏風コンロ」。火器を中心に据えてみんなで囲める構造と、度肝を抜く圧倒的な存在感に、紹介せずにはいられませんでした……。
シェルコンの上に乗っける大胆な構造で、同じくスノーピークの「フラットバーナー」がジャストフィット。質の高い杉材を焼いた味のある天板と、システマチックな機能美とのギャップがたまりません。
みんなで囲んでおでんをつつけばなんだか屋台の味がしてきそう……そんな“粋”を感じる囲炉裏風コンロです。
自作囲炉裏テーブルを囲むキャンプの夕べに乾杯!
怒涛の囲炉裏テーブル自作例、いかがでしたか? 自分ニーズに正直に、ときに楽しみときに苦悩しつつ生み出された自作囲炉裏テーブルたち。コスパ&ニッチさが最強なのはもちろん、既製品とは比較にならない愛着を持てるはず。
あなたも自作にトライして、最高に誇れる囲炉裏テーブルと自分に乾杯!……してみませんか?
Source: nap-camp
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