深そうで深くないペグの世界

キャンプやアウトドアに行くとき、必ずと言っていいほど必要なものがペグ。このペグの世界に足を踏み入れると深くて大変だなんて話はあまり聞いたことがない。というよりもまったく聞いたことがありませんが、ペグはとても大事なアウトドアアイテムなのでしっかりと覚えてしまいましょう。
ええ、覚えられるくらいシンプルで奥のないペグの世界へようこそ。

※あくまでも個人的な意見ですので異論反論は大いにあると思います。

目次

  • ペグについて
  • ペグの種類
  • ペグの長さ
  • ペグの打ち方
  • 商品紹介
  • まとめ

ペグについて

アウトドアやキャンプに欠かせないツールの一つがペグ。
そう、テントを買ったり、タープを買ったりすると必ずといっていいほど付いてくるペグです。
その自然なまでにそこにある存在はまるで座敷わらしのようですらあります。とはいいつつもその役割はとても重要です。ペグを無造作に取り外してしまったばかりに、テントが巨大なタコ上げのようになって追いかけ回した私が言うのですからマジです。
今回はペグの種類についてご紹介いたします。

ペグの種類

1.ピンペグ
おまけ的に付いてくるので、おそらく一番見かけることが多いのではないでしょうか、このピンペグは刺さりやすいけど、硬い地面でなければ割とすぐ抜けてしまうのが特徴です。

2.スチールペグ
比較的強度の高いペグ。河川敷など石混じりの場所でも使用できます。長さがいろいろあり初心者からベテランまで愛用。ある意味何本持っていても困らないやーつ。

3.ネイルペグ
こちらもスチールペグと同様で強度のあるペグ。柔らかめから硬めの地面まで幅広く適応してくれるスグレモノ。

4.V字ペグ
こちらも比較的種類が増えてきたような気がします。気のせいかもしれません。

5.U字ペグ
地面を問わない万能型ですが、持久力不足が否めません。短時間に限らせたほうが能力を発揮する。

6.プラペグ
こちらもテントやタープに付属していることが多いです。柔らかい地面にはそれなりに頑張ってくれますが、河川敷や石が多めのロケーションには豆腐に釘くらいズブズブになってしまいます。

ペグの打ち方

テントのフレーム部分を固定するとき、張り網を固定するときなど用途によって若干異なります。テントのフレームを固定したい場合は、テントの内側に向けて角度をつけて打ち込みます。テントをロープで固定する場合は、対角線上にまっすぐになるようにのばした場所でやや角度をつけて打ち込みます。

打ち込みの際には、地面に完全に打ち込まず、頭部分を少し出しておきましょう。頭部分を少し出しておくことでつまづいてしまったりする可能性もありますので、その場合は石など大きなものを置いておくなどで対策しましょう。また、そういうアイテムも販売されています。

ペグの長さ

ペグの種類がたくさんあることがわかりましたが、ペグには長いものから短めのものまであります。15センチくらいのものから40センチくらいのものが主流です。ただ、長ければ抜けにくいであろうことは推測できると思いますが、何でもかんでも長ければいいってことでもありません。実際の用途にあわせてペグの長さを選びましょう。

テントに使うペグは20センチ程度のもので十分です。中でもテントのフレームに使うものは短めでも十分で、テントからロープで固定する際のペグはもう20センチくらいの長さが使い勝手が良くておすすめです。
タープを固定する場合は風の力を受けやすいので30センチくらいのものを使用するといい具合に固定できるのでおすすめです。

商品紹介

ピンペグ
コールマン アルミピンペグ 21cm

スチールペグ
スノーピーク ソリッドステーク30(6本セット)
キャプテンスタッグ スチールペグ 23cm 4本組

ネイルペグ
コールマン スチールネイルペグ 25cm 170TA0017
キャプテンスタッグ 蓄光ネイルペグ25cm 4本組 M-3233

U字ペグ
MSR カーボンコア ステイク 37612

Vペグ
コールマン スチールVペグ 30cm 170TA0021
キャプテンスタッグ チタンV型ペグ
ノルディスク アルミ製 DAC V型ペグ
ヒルバーグ Vペグ 10本セット

プラペグ
キャプテンスタッグ プラペグ30.5cm4本組

その他
モチヅキ タフステイク S (4本セット)
ユーシーオー ステイクライト

まとめ

いかがでしたでしょうか?ペグの世界は簡単そうに見えて奥深いってこともなくまあまあ思ってたぐらいの世界だったのではないでしょうか?
それでもこの一本が変わるだけでキャンプの快適さは変わってきます。それくらい重要なアイテムなので、キャンプやアウトドアで出かける先の地面にあわせて最適なペグをチョイスしていただければハッピーなアウトドア気分を過ごせますよ。