理想のギアは自分で創る!超絶クリエイティブなキャンパー【@akatonbo516さんをウラ側HACK!】
とあるキャンパーに徹底フォーカス!
インスタグラムに寄せられた『#camphack取材』タグがついた投稿の中から、気になるキャンパーを取材する企画『あのキャンパーのウラ側HACK!』。
今回は@akatonbo516さんの登場です。物づくりを生業とする方ならではの、本格カスタムギアは必見!
プロフィール
お名前:akatonbo さん
Instagramアカウント名:@akatonbo516
お住まい:神奈川県
ご家族構成:奥様・娘さんお二人
ご職業:プロダクトデザイナー
キャンプ歴:10年以上
キャンプスタイル:ファミキャン・グルキャン・ソロキャン
キャンプを始められたきっかけは、幼少期のアウトドア体験なのだそう。
渓流釣りが好きな父親について行き、野営のようなキャンプをしていました。自然の中で遊ぶ楽しさに目覚めたことがきっかけです。
時は経ち、そのプリミティブな体験に独自の美的センスと技術が融合!
akatonboさんを最強にクリエイティブなキャンパーと呼ぶべき理由は後半でご紹介するとして、まずはため息モノのテントコレクションから見せていただきましょう。
レアものから憧れ幕まで!錚々たる所有テント
いろいろなキャンプスタイルを楽しまれているakatonboさん。ネイバーフッド×ヘリノックスの「Eシェルター」にMSRの「ストームキング」など、所有テントも様々です。
ドイツのメーカー・VAUDE(ファウデ)の「エクスプローラー キャッスル」。こちらも珍しいですね。
いずれもレア度・価格的にも簡単には手に入らない幕ばかり! ソロ・グルキャンとスタイルに応じて取り揃えられている中から、お気に入りをセレクトしていただきました。
ソロ幕:LITEFIGHTER「シェルターシステムテント」
軽量なうえ設営が簡単なので、仕事終わりにキャンプへ行って暗い中でも簡単に建てられます。現在は廃盤なのですが……。
アメリカ軍にテントを納入しているLITEFIGHTER Systems社のテントは、日本ではかなりレア。同じく入手困難なWINDY AND RAINYの「スターライトタープ」とも、絶妙にマッチしていますね。
グルキャン幕:ogawa「アポロン」
一方のグルキャン幕は、ogawaのアポロン。ものすごい広さであることが、写真からも想像がつきますね。
寝床を入れなければ、10人以上でも余裕で使える広さが気に入っています。何よりフルオープン時の解放感も良く、メッシュを閉めれば虫の多い夏でも快適です。
ロングスケールながら、独特のフレームワークと開放感たっぷりの窓で閉塞感は無し! これからの季節ますます活躍しそうな一幕です。
「無いなら創る」が、akatonboさん流!
akatonboさんのインスタにはとにかくカッコいいアイテムばかりなのですが、ちょっと見かけないギアもチラホラ。
こんなカモ柄の炊飯器、どこに売ってるのかと思いきや……なんと、ご自身のカスタムアイテムなのだとか!
ご職業はプロダクトデザイナー。普段から物づくりに触れられているだけあり、ご友人作という木製カトラリーもakatonboさんの手にかかればこの通り! さらに芸術性が上がっています!
そんなカスタム品のうち、フォロワーさんから特に反響があったという自信作を伺いました。
1. ウエットティッシュのキャップ
単純に見た目が良くなるというだけなんですが……。仕事柄自分で設計できるので、完全オリジナルというあたりに思い入れがあります。
2. シェルコン用ラック
シェルコンって重ねて使うとどうしても下の段が取り出しにくくて。ただ棚に置くのも結局移動が面倒なので、シェルコン自体が構造の一部になるよう設計しました。
これによって下の段も使いやすく、設営後でも好きな場所に移動できます。撤収もそのままの状態で車に積めるので、片付け時間の短縮にもなりました。
3. アイスランドクーラーボックスのカバー
オルカクーラー用のカバー(モールラップ)を改良して底面をつくり、アイスランドクーラー専用さながらの設計でフィット感を出しました。ヘリノックスのボックス「サイドストレージ」など、色々取りつけられるので便利ですね。
どうでしょう、この仕上がり。「こういうのがあったらいいな」と妄想はできても、実際ここまで完璧なものを創り上げられる方はそういないのではないでしょうか。
シェルコンの蓋なんですが、今までになかったものを考えてます(笑)。
シェルコンの天板といえば「#scスライドトップ」をはじめすでにいくつかありますが、それを凌ぐカッコいいアイテムが仲間入りする予感です!
キャンパー目線のアイディアと類まれなセンスと技術をお持ちのakatonboさんは、ご自身でブランドも立ち上げられています。
セルフプロデュースのガレージブランド「H&O」
10年以上キャンプをしているうちに、色々な道具を買いました。使ってみて気に入らないと買い替えていたんですが、そうするぐらいなら長く使える物を自分で作ってしまおう! と思ったのがきっかけです。
現在の会社に入られ、作る環境と時間ができたことも手伝って立ち上げに至ったのだとか。
コンセプトはブランドネームのとおり「H&O(ホーム&アウトドア)」です。キャンプ道具って意外と高いですよね。収納場所も問題です。
だったら家でも家具として使える商品をということで、見た目も良く機能もしっかりしたアイテムを考案しました。
H&Oの製品は、先ほどのシェルコン用ラックをはじめ機能的かつインテリアとしても成立するようなプロダクトばかり。
他のラインナップも気になる方は、akatonboさんのインスタをチェックしてみてくださいね!
akatonboさんの「ウラ事情」
これまで、ハプニングや失敗エピソードはありましたか?
スタイリッシュなサイトからは失敗の「し」の字も見られないakatonboさんですが、この企画恒例の質問ということで一応伺ってみました。
前日に食材を買ってポータブル冷蔵庫に入れておいたのに、家の玄関に忘れてしまったことです。あとはキャンプ場について荷物を降ろしてテントの設営をしようとしたら、フレームを家に忘れてしまったり……。
ドジというか忘れっぽくて、ほんとまいっちゃいます。
……やっぱり忘れ物はありますよね。キャンパーあるあるな失敗談に、ちょっと親近感を覚えました!
お気に入りのキャンプ場
椿荘オートキャンプ場(山梨県)
道志方面のキャンプ場ですね。家から近いっていうのもありますが、芝生のような草原よりもアウトドアするなら森や川があって自然を感じられる場所が好きなんです。
椿荘オートキャンプ場について、詳しくはこちら
最後に、akatonboさん的「キャンプの魅力」とは?
ノースフェイスファンが集う「TNF club」をはじめ、好きなブランドの良さを共有できるオフミーティングにも参加しています。
キャンプはこうやって家族や仲間と仲良くなり自然と遊べる、本当に魅力的な趣味であり場所であると思います!
akatonboさん、ご協力ありがとうございました!!
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Source: nap-camp
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