【決定版】人気ソロテントを徹底比較!スタイル別おすすめランキング

ソロテント 比較

撮影:編集部

ソロキャンプには"ソロテント"を使おう

ソロテント モンベルムーライトテント

全てが自分時間で、キャンプの醍醐味を心置きなく楽しめるソロキャンプ。一方で、テントの設営や撤収なども全て1人でおこなう必要があります。

ソロキャンプをよりノンストレスに満喫するためには、サイズ感や重さなど含め、1人での設営しやすさが配慮された「ソロテント」を選ぶのおすすめです。

【タイプ別】ソロテントおすすめランキング

ソロテント 収納状態

そこで今回は、実際に人気ソロテントを購入。これからソロテントを選ぶ人のために、CAMP HACK編集部が徹底比較し、各ジャンルごとにランキングを作成!

さらに監修者として、初心者向けのキャンプ施設「NONIWA」の"野あそび夫婦"こと青木さん夫妻の2人にも参加していただきました。

NONIWA 野遊び夫婦

NONIWAオーナー 野あそび夫婦
未経験者向けのキャンプ施設『キャンプ民泊NONIWA(ノニワ)』オーナー。必要な知識や道具の使い方まで学べる新しいかたちのキャンプ場を運営しているほか、豊富な経験を活かして監修者としても活躍中。監修本に『ソロキャンプ大事典』(成美堂出版)など。

初心者におすすめなソロテントTOP6

順位 商品名  ソロテント画像 詳細 デザイン性 軽量性 設営性 居住性 値段
コールマン

ツーリングドームST

コールマン ツーリングドームST レビューを見る ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆
MSR

エリクサー2

MSR エリクサー2 レビューを見る ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆
モンベル

ムーンライト2

モンベル ムーンライト2 レビューを見る ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★☆☆☆
ニーモ

オーロラストーム2P

ニーモ オーロラストーム2P ビューを見る ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆
ネイチャーハイク

Cloud up2

ネイチャーハイク Cloud up2 レビューを見る ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
6 ワークマン

BASICドームテント

ワークマン BASICドームテント レビューを見る ★★☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★★
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※ランキングは編集部員の感想や監修者の意見をもとにCAMP HACK編集部にて作成。

ツーリング・電車キャンプにおすすめなソロテントTOP6

順位 商品名  ソロテント画像 詳細 デザイン性 軽量性 設営性 居住性 値段
テンマクデザイン

パンダライト

テンマクデザイン パンダライト レビューを見る ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
SIX MOON DESIGNS

ルナーソロ

SIX MOON DESIGNS ルナーソロ レビューを見る ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆
ワンティグリス

スーパーシェルター

ワンティグリス スーパーシェルター レビューを見る ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★★
DDハンモック

Aフレームテント

DDハンモック Aフレームテント レビューを見る ★★★☆☆ ★★★★★ ★☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆
オガワ

タッソ

オガワ タッソ レビューを見る ★★★★★ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆
6 ワンティグリス

ソロホームステッド

ワンティグリス ソロホームステッド レビューを見る ★★★★☆ ★★★★☆ ★☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
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※ランキングは編集部員の感想や監修者の意見をもとにCAMP HACK編集部にて作成。

雰囲気・焚き火キャンプにおすすめなソロテントTOP6

順位 商品名  ソロテント画像 詳細 デザイン性 軽量性 設営性 居住性 値段
テンマクデザイン

炎幕TC DX

テンマクデザイン 炎幕TC DX レビューを見る ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
バンドック

ソロベース

バンドック ソロベース レビューを見る ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
バンドック

ソロティピー1 TC

バンドック ソロティピー1 TC レビューを見る ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
テンマクデザイン

サーカスTC

テンマクデザイン サーカスTC レビューを見る ★★★★☆ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★☆☆☆
WAQ

アルファTC

WAQ アルファTC レビューを見る ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
6 Soomloom

ミリタリーテント

Soomloom ミリタリーテント レビューを見る ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★☆☆☆☆ ★★★★★
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※ランキングは編集部員の感想や監修者の意見をもとにCAMP HACK編集部にて作成。

【選び方】ソロテントを理解する3つのポイント

その1. スタイルでテントは変わる

テント スタイル

自分に最適なテントを選ぶにはまずは、「自分のスタイル=キャンプのテーマ」を決めることが重要です。自分がどのスタイルに当てはまるか選んでみましょう。

キャンプ初心者:設営が簡単でコスパの良いテント。
ツーリングや電車キャンプ:軽量でコンパクトなテント。
雰囲気重視キャンプ:焚き火向けやミリタリー風なテント。

その2. 自立式と非自立式がある

テント 自立式 非自立式

ソロテントには、骨組み(フレーム)だけでテント本体が立ち上げる「自立式」とペグで固定しないと自立しない「非自立式」の2種類があります。

自立式は設営の簡単さと耐久性が高い一方で、フレームの数が多くなってしまう傾向にあります。一方で、非自立式はフレームが1本〜2本と少なく軽量化が可能ですが、一度設営すると移動させることが難しいです。

自立式 非自立式
耐久性
軽量性
組み立てやすさ

▼自立式テント

▼非自立式テント

その3. ソロテントの種類は大きく3つ

ソロテント 種類

ソロテントの構造は「自立式」と「非自立式」に分かれますが、さらに大きく3つの種類に分類されます。
代表的なソロテントの種類
●ドームテント(自立式):2本のメインポールをクロスさせた構造が多く、最もベーシックなタイプのテント。
●ワンポールテント(非自立式):メインポール1本で立ち上がるテント。三角錐型が多く圧迫感アリ。
●パップテント(非自立式):軍幕がルーツのテント。ポール2本で構成され、設営にはやや慣れが必要。

【全テント共通】ココは必ずチェックしよう!

ソロ仕様でも2人用テントがおすすめ

ソロテント

テントによって異なりますが、一般的にソロ用とされるものは、大人1人が横になれるススペースしかないものが多いです。雨天時や朝の霜などを考慮して、荷物を中に入れておきたいならソロでも2人用がオススメです。

耐水圧1,500m以上のテントを選ぼう

ソロテント 耐水圧

耐水圧と雨量の関係値
●500mm=小雨
●1,000mm=普通の雨
●1,500mm=強い雨
●2,000mm=ゲリラ豪雨

テント選びで重要なスペックの1つが「耐水圧」。雨や水の侵入にどれだけ耐えられるかを数値化したもので、雨や朝晩の霜にさらされるテントの防水性能としてチェックマストの項目です。

上からの雨はフライシート、下からの浸水にはフロアシートと、両方の数値をチェックする必要があり、どちらも最低でも1,500mm以上を目安に選ぶといいでしょう。

日本の気候ではダブルウォールテント(2重構造)がおすすめ

ソロテント ダブルウォール

ポール構造とは別に、「フライシート+インナーテント」という風にテントの壁が二重構造になっている「ダブルウォール」と、壁1枚の「シングルウォール」の2タイプに分かれます。

湿度の高い日本の気候では、外気との間に空気の層を含まない「シングルウォール」では結露が起きやすく、初心者にはまず「ダブルウォール」がオススメです。

ポップアップやワンタッチ式は耐久性がイマイチ

ポップアップテント

テント生地とポールが一体化していて、広げるだけで設営が完了する「ポップアップテント」や傘のように開くだけの「ワンタッチテント」。

とにかく設営が簡単な2タイプですが、耐久性や耐水性については正直不安が残ります。もちろん実用的なモデルもありますが、デイキャンプや海水浴時の日除けなど一時的な使用でなく、しっかり“宿泊キャンプ”するなら、組み立て式テントが安心です。

オールシーズン使うならスカート付きがおすすめ

ソロテント スカート

テントの構造として、もう1つチェックしたいのが「スカート」の有無。フライシートの裾に付いていて下からの冷気を遮断してくれます。冬の寒い時期もキャンプしたいなら、スカート付きがベストです。

また、スカート部分だけ巻き上げられるタイプなら、夏でも通気性が確保できて涼しく過ごせます。

【スタイル別】重視したいポイント

【キャンプ初心者】"値段"と"組み立てやすさ"を重視しよう

ソロテント 初心者

これからキャンプにトライする「キャンプ初心者」は、コスパ組み立てやすさを重視しましょう。

キャンプを続けていくうちに、求めるスタイルが変わってくるケースも多いので、最初からあまり高額なギアを選ばない方が◎。また、組み立てやすいテントを選ぶことで、時間にも心にも余裕ができ、キャンプ自体を楽しむことにフォーカスできます。

【ツーリング・電車キャンプ】"軽量性"を重視しよう

ソロテント 軽量

テントはじめ装備の全てをバックパックなどに詰めて、徒歩や電車でキャンプや登山をするのなら、やはり軽量性を重視すべき。

寝袋やマットなど他のギアの重量も加わるので、テントは2kg以下を目安に選ぶといいでしょう。さらにバイクツーリングの場合は、収納時の横幅が50cm以下という点も要チェック。

【雰囲気・焚き火キャンプ】"デザイン性”と"難燃性"を重視しよう

ソロテント デザイン

機能性よりも無骨なスタイルにこだわりたいなら、デザイン性難燃性を重視するといいでしょう。

無骨な雰囲気というとコットン素材のテントが人気ですが、濡れると重くてカビが生えやすいため、ポリエステルとコットンの混紡生地である「TC素材」がおすすめ。

テントの前室を跳ね上げた下に座り、地べたスタイルの焚き火を楽しむ場合も、難燃性で火の粉に強く、一石二鳥です。

Source: nap-camp