【モンベル定番ダウン】VS【ユニクロ新作ダウン】買ったダウンを比べてみた

記事中画像撮影:筆者

ユニクロの新作ダウンジャケットが気になる…



2019年はエンジニアド ガーメンツとのコラボフリースが話題になったユニクロですが、それ以外にも注目の新作ウェアが登場しています! それは、「ウルトラライトダウンボリュームジャケット」(以下、ボリュームジャケット)。

これまでのユニクロのウルトラライトダウンは、薄さや軽さを重視したインナー志向のラインナップでした。それに対してこのボリュームジャケットは、より暖かさを意識したアウター向けな一着!

モンベルのアレにそっくり?



このボリュームジャケットについて、ふと気になったことが一点。それは、筆者が愛用しているモンベル「ライトアルパインダウンジャケット」にそっくりじゃない!? ということ。

上の画像を見てみると、どちらがユニクロのダウンか一瞬分からないですよね。じつはカラーも同じようなオレンジ色が展開され、モンベルのダウン(左)を持っていた筆者は既視感が強かったのです。



見た目は似ているけど、実際に性能はどうなの? モンベルのダウンに比べて、ユニクロのボリュームジャケットがどうなのか比べてみることにしました。

ユニクロのボリュームジャケット、その実力は?



ということで、どういった特徴があるのか詳しくチェックしていきます! 着用しているモデルは身長168cm、体重58kgでXLサイズを着用しています。

従来のULダウンの2.5倍のダウン量



まず気になるのは、どのぐらいの暖かさなのか、というところ。写真を見るとわかる通り、同じユニクロのウルトラライトダウンと比べて、厚みの違いは一目瞭然!

650フィルパワー相当のダウンが、従来の2.5倍とたっぷり封入されています。フワッとしていて、見た目の時点でもう暖かそう!

ちなみにこのフィルパワーとは、わた状のダウンボールのかさ高(密度のようなもの)を表す数値で、数値が大きいほど保温力が高いダウンを使っている、という意味。



重さについてはユニクロでは公表されていません。試しに測ってみたところ、携帯袋込みですが391g

モンベルは平均重量319gと公表されているので、ユニクロの方が若干重め。とは言え、ともに軽量であることは間違いありませんね。



実際に冬のキャンプで着用テスト。日中は7〜10℃ほどあり、暑すぎて汗ばむぐらいで設営中は思わず脱いでしまいました。夜は氷点下でしたが、これ一着で充分耐えられる暖かさ!

パッカブルで携行しやすい



通常のウルトラライトダウンと同様に、コンパクトに収納できる携帯袋が付属しています。アウターの着脱が多いアウトドアでは、収納性が優れているのはありがたいですね。



ちなみにモンベルのダウンにも携帯袋は付属しています。収納時の大きさは、モンベルの方が若干小振り。バックパックに入れて運ぶような状況の時は、モンベルの方が使いやすそう。

アウトドアウェアに劣らぬ撥水性



そして、アウトドアで使う上で気になるのは、撥水性。ダウンは水に濡れると保温力が低下してしまうため、水はしっかりと防いでもらいたいところ。

確かめたくても都合よく雨は降ってくれないので、霧吹きで水を吹きかけてみました。さすがにジャケットそのものは気が引けるので携帯袋にですが……(ジャケットと同じ素材です)。水玉になっているのはしっかり撥水している証拠。



5分ほど放置して拭き取ってみたら、染み込んでいる気配はありません。その点に関してはモンベルも同じで、パッと見だと撥水性能は差が無いように感じました。

機能的な細部の仕様



首元をジッパーで挟んでしまわないように、ジップ上部にはカバーが付いています。男性はジッパーでヒゲを挟むという思わぬ事故の恐れがありますが、これなら安心です。



この点はモンベルも標準装備。どちらもアゴに付くぐらいのハイネックで、ネックウォーマー無しでも首元が暖かそうです。



そしてもう一ヶ所共通しているのが、内ポケット。財布のような貴重品を入れておくのに便利ですね。

驚きの価格設定!



そして忘れてはいけないのが、その価格! 定価で税抜7,990円と、モンベル(税抜14,600円)の約半額。さらに、期間限定プライスで税抜4,990円で販売されているのを見かけてしまいました! ここはさすがのユニクロ、圧倒的なコストパフォーマンスです。

モンベルはこんなところが良い!



ユニクロのボリュームジャケットがとても優秀なのは分かりましたが、モンベルもアウトドア専門メーカーとして負けてはいられません。モンベルのダウンの優れた点もチェック!

こちらは身長172cm、体重68kgのモデルがXLを着用しています。

ダウンのクオリティが高い!



モンベルのアルパインライトダウンジャケットに封入されているダウンは、800フィルパワーの高品質ダウン。ユニクロは650フィルパワー相当でしたから、ここは大きく差が出ました。

しかも一般的なダウンに比べて、モンベルはひとつひとつが大きなダウンボールを使用しているので多くの空気を蓄えることができ、より高い保温力を生み出しています。ダウン自体の品質が高いお陰で、さほど量が無くても、暖かさを保つことができるんですね。



こちらもこれまでに度々キャンプで着ていますが、重量がユニクロより軽い分、着心地はふわっと軽やか。ダウンが詰まってムチっとしているユニクロよりも、動きやすく感じました。

軽い割に中はしっかり熱がこもって暖かく、冷え込む早朝の時間帯でも寒さに震えることなく、心地よく過ごすことができます。

引き裂き強度のある生地を使っている



写真を見ると、モンベルのダウンの表地は、格子状の模様があるのが分かります。この表地はバリスティックナイロンリップストップという生地で、引き裂きに対する強度には定評あり。

木の枝などによるダメージを受けがちなアウトドアで、しっかり活躍してくれます。

ドローコードですきま風をしっかりガード



ポケットの内側にドローコードがあり、ポケットの中から裾を絞って風を防ぐことができます。寒いとき、ポケットに手を入れたまま絞ることができ、手が冷たい思いをしなくて済むので助かりますね。



ポケットのジッパーにも若干の違いがあり、モンベルは開閉しやすいように、ジッパーの引き手にシリコン付きのコードが標準装備。



これがあると手袋をしたままでも開け閉めがしやすく、便利なんですよね。

ポケットと首周りの裏地が暖かい



ユニクロはポケットの中と首周りが表地と同じ素材でしたが、それに対してモンベルは、柔らかなフリース生地になっています。

ツルツルのナイロン生地は触った時にヒヤっとしますが、モンベルは裏地があるお陰で手を入れた瞬間、ホッと落ち着く暖かさ。

さすがのモンベル。ユニクロも侮れない!



やはりアウトドアに特化したブランドのモンベル。単に軽くて暖かいだけでなく、丈夫な生地や裾のドローコード、ポケットの裏地など、細かい配慮が行き届いています。アウトドアを知り尽くしているからこその機能は、実際に使う時に大いに役立ってくれますね。

ただそれでも、ユニクロのダウンは価格を考えるとかなり優秀。これは持っておいて損はない一着!

モンベル「アルパインライトダウンジャケット」についてはこちら
ユニクロ「ウルトラライトダウンボリュームジャケット」についてはこちら

記事を読んで、実際どちらのダウンが気になりましたか?

回答ありがとうございます。

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Source: nap-camp

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Posted by AKT