なかなか手に入らないと噂のブランド「ゼインアーツ 」の新製品展示会に潜入してみた!
2019年に衝撃のデビューを果たした「ゼインアーツ」
みなさん、ゼインアーツってご存知ですか? 2018年に誕生した長野県松本市発のアウトドアブランドで、翌年リリースされたデビュー作4型はソッコーで完売。
業界内でもとりわけ注目度の高いブランドなんですが、キャンプ初心者の筆者は未だその魅力を完全把握できていなのが正直なところで……。
そんななか、ゼインアーツの新製品展示会が開催されるとの情報をキャッチ! 編集部の指令のもとキャンプ初心者の筆者が会場に潜入してきました。
いつもドーム型テントを使っていた私は、会場に並んでいたスタイリッシュな色合いのシェルターたちを前にたじろいてしまいました。
気さくに話しかけてきてくれたのは、ゼインアーツの立役者である代表の小杉さん。
ゼインアーツ初となる2ポールシェルター「ギギ2」
コチラは、今季リリース予定の「ギギ2」。昨年第一弾として登場したワンポールシェルター「ギギ1」のツーポールタイプで、ファミリーキャンプやグループキャンプに最適な一幕として注目されています。
そう言うとおもむろに、設営されていた「ギギ2」を片付け始める小杉さん。
しかし、筆者の心中は複雑。————–シェルターって絶対立てるの大変じゃん。いくら開発者の小杉さんといえど、一人で設営するとなるとメチャ時間かかりそう……。
「ギギ2」の親切すぎる設営方法
設営方法①スタンディングテープを固定する
この際にキレイにシェルターを張りあげるコツは、長方形を作ることをイメージすることだそう。四隅をしっかり90度にしてあげましょう!
そして2本のメインポールを持って幕下に。
設営方法②2本のポールを入れ自立させる
ポールを立ち上げると、ご覧の通り。
設営方法③サイドに“エクステンションフレーム”を取り付け、ペグダウン
変形八角形のボトムは一見難しそうに思えますが、あっという間に設営完了。
この四隅を打ち込んでポールを入れる作業工程は、「ギギ1」と「ゼクー」も同じ。この設営方法を覚えてしまえば、他のモデルも迷うことなく立てられるのだそう。
思わぬところでシェルターのメリットも実感
—————-じつはこの日、展示会場となった関東地方には春一番が到来していた。
フレームを先に入れてからペグダウンするドーム型テントや、2ルームテントは風に煽られると設営に手こずりますよね。
「ギギ2」の面白さは、広々空間のアレンジにあり!
まるでタープの様な開放感も!
メインパネルは前後ともに、フルオープン・フルクローズすることが可能。ポール用意すれば張り出しだってできちゃいます。
ぐんっと室内を広くする、エクステンションフレーム
ここで「ギギ2」のサイズ詳細を図面でチェック! ボトムは縦400×横700cmですが、エクステンションフレームを採用した「ギギ2」は、横の空間が750cmまで増幅しています。
広いからできること:手持ちのテントをシェルター内に設置できる
広々とした空間を確保することにより、普段デットスペースになりがちなサイドにも2人用のテントがすっぽり。
このようにポールをかませてジッパーで挟み込むと、割と大型のテントまで入れられます。これも一つのテクニックですね。テントフロアの保護は必須ですけどね。
オプションのインナーテントを付ければ、2ルームテント化できる!
「ギギ2」のリリースタイミングで、「ギギ1」にも取り付けられるオプションのインナーテントも登場予定。「ギギ2」のメインポール上部に備え付けられたDリングに吊り下げ、ボトムをペグダウンするだけなので、ラクにセッティングできます。
大人2人が横になっても余裕の空間は天井も190cmと高いので、テント内への出入りはもちろん、室内での着替えもストレスフリー。
ちなみにこちらが、フロントを跳ね上げた「ギギ2」にインナーテントを1つ設置したときの残りのスペース。チェア4脚に、コットを置いてもシェルター奥にスペースが余っているほど。
気になる収納サイズは?
「ギギ2」のような大型シェルターの場合、 150デニールのファブリックを採用するのが一般的と言われています。しかし、「ギギ2」は75デニールの極薄素材を使用することで、コンパクトかつ軽量性を追求。
加えて、シリコーンコーティングを施しているので薄手ながら210デニールに匹敵するほどの耐久強度を誇っています。
収納バッグのサイズは、72×20×25(h)cm。重さは7.5kgと軽量。
そして、最後の衝撃が…気になるお値段がこちら
「ギギ2」の価格は、似たようなサイズの大型シェルターと比べても手頃な価格に設定。これは「多くの方に気軽にアウトドアを楽しんでもらいたい」という想いがつまっているからこそです。
「ギギ2」の詳細はこちら
「ギギインナーテント」の詳細はこちら
昨年話題を呼んだ「ゼクーM」インナーテントも登場です!
その他にも2020年の新製品には、昨年大ヒットした「ゼクーM」専用のインナーテントも登場。
こちらもメッシュパネルがとにかく豊富。暑い夏はフルメッシュで風通し良好! 冷え込む夜はフルクローズに! と室温管理が可能なハイブリッドインナーテントです。室内は、大人4人がゆったりと就寝できるサイズ。
「ゼクーMインナーテント」の詳細はこちら
今回のような展示会は、全国各地で開催予定とのこと。実物に触れられる貴重な機会なので、気になる方は下記リンクより開催スケジュールをチェックしてくださいね。
イベント開催スケジュールの詳細はこちら
売り切れ必須のアイテムなので、気になる方はお早めに!
私ごとで恐縮ですが、今回の展示会後の私の脳内は「ゼインアーツの一幕が欲しい」が70%、「お酒飲みたい」が27%、残り3%は「仕事もガンバロウ」。すっかりゼインアーツ に恋焦がれてしまいました。
そんなことを考えていると、見覚えのあるユニットが!
と、いうわけで「ゼインアーツ」について詳しく知りたい方はYou Tubeもチェック
CAMP HACKのYou Tubeチャンネルでは、小杉さんによるテント制作の裏話も公開中! より深く製品について知れるお話が満載です。
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Source: nap-camp
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