【私がキャンプで使っている小技テク】100均アイテムで「キャンプあるある」なトラブル回避!

キャンプには多少の不便やトラブルが付き物

森林で遊ぶ母子

提供:松山

キャンプに行くとギアの忘れ物や故障、天候の変化など、少なからずトラブルや不便がつきものです。

多少のトラブルなら我慢などでどうにかなる場合もあるかもしれませんが、ときにはキャンプ続行不能になるほどのトラブルだってあります。楽しいキャンプが一転、ただの長距離ドライブなってしまうかも。

ベテランキャンパーが100均アイテムでできる3つのトラブル回避テクを伝授

秋元祐輝さん

秋元祐輝さん(36)ライター/デザイナー
キャンプ歴は20年。現在はフリーでアウトドアメディアでの執筆や、キャンプギアのデザインを行う。インスタ:@akimotti_bbq

「トラブルを切り抜けていくのもキャンプの醍醐味」と語るのはキャンンプ歴22年の秋元さん。

キャンプで起きる大概の問題は、ちょっとしたアイテムと工夫でなんとかなります。今回はキャンプで起こりがちな問題を100均アイテムで解決する3つの方法を紹介します!

その1. 高くて届かないテントやタープの結露もサッと一拭き

テントの結露を拭く秋元さん

キャンプで寝て起きてみると、テントやタープが結露で濡れていることが度々。毎度のことでもはやトラブルとは言えないかもしれませんが、やはり濡れたテントの乾燥はキャンパーを悩ませる問題です。

–––最初に紹介してもらう小ワザはどのようなものですか?

一つ目はテントの水滴を拭き取り、乾燥を早める小ワザです!

個人的には撤収次第でキャンプの良し悪しも変わります。テントを乾燥して撤収できればそのキャンプは成功(笑)。逆に前日どれだけ楽しく過ごそうと、テントが濡れているだけでブルーな気持ちになります……。

活躍する100均アイテムはこれだ!

セリアのマイクロファイバーふきんとフローリングワイパー

セリアのマイクロファイバーふきんと、フローリングワイパー(どちらも税込110円)

使い捨てシートの代わりにマイクロファイバーふきんを装着する

ホコリを取るための使い捨てシートの代わりに「マイクロファイバーふきん」を装着するだけで、テントやタープのあらゆる水滴を拭き取れる便利グッズに変身

便利なのが、セリアのマイクロファイバーふきんと、フローリングワイパーです。マイクロファイバーふきんを使ってテントやタープの結露を素早く拭き取れば、テント乾燥の手助けになります。

長さを調節できるフローリングワイパーと組み合わせることで、手の届かないようなところの水滴も拭き取れますよ!

テントの結露を拭く秋元さんテントの結露を拭く秋元さん

3mほどの高さがあるワンポールテントの天井や、タープの上部や中心部にも手が届くように

–––これなら、大型のテントでも素早く乾きそうですね。

大きなテントであればあるほど、乾燥させて撤収したいですよね。手の届く範囲であればマイクロファイバーふきんで拭き取れますが、ワンポールテントのてっぺんなど、高くて手の届かないところを拭くにはフローリングワイパーが必須です。

その2. 傾斜や段差のあるキャンプサイトでも、テーブルは水平がいい!

秋元さん

キャンプ場は整備されているとは言えあくまでアウトドア。場所によっては、傾斜があったり段差があったり、必ずしも平らな場所ばかりではありません。

アウトドアテーブル

極論、こんな場所では調理や食事にも苦労します

次に紹介するのは、傾斜や段差がある場所でもテーブルを水平にする小ワザです。これだけでもかなりキャンプが快適になりますよ。

高さ調節ができないウッドテーブル類をどうやって改善するのでしょうか?

活躍する100均アイテムはこれだ!

セリアの結束バンドとつっぱりポール

セリアの結束バンドと、つっぱりポール(どちらも税込110円)

段差などで足の長さが足りないところにつっぱりポールを当て、テーブルが水平になるところに長さを合わせる。

段差などで足の長さが足りないところにつっぱりポールを当て、テーブルが水平になるところに長さを合わせる

結束バンドで突っ張り棒を固定する結束バンドで突っ張り棒を固定する

つっぱりポールとテーブルの脚を結束バンドで固定する。今回は2本の結束バンドを組み合わせて使用

突っ張り棒と結束バンドがあれば、長さの足りない脚を延長してどんな場所でもテーブルを水平に保てます。

1〜2本だけ車に忍ばせておけば、どうしても高さを調整したい緊急時に便利。几帳面キャンパーさんにはぜひ試してみて欲しいです。

–––なるほど! 脚を突っ張り棒に変えることで何か問題はないですか?

テーブルの耐荷重に変化が生じる可能性はあります。使用するテーブルや突っ張り棒の種類次第だと思うので、各々使用時に注意するしかないですね。大きなダッチオーブンなどを使いたいときは注意した方がいいかもしれません。

では、最後の3つ目のテクニックをご紹介してもらいましょう!

Source: nap-camp