今でも買えるスノーピークの伝説的ギア。13年愛用しても壊れない!【私的神アイテム】

スノーピークのギガパワー天オート

記事中画像撮影:筆者

小粒だけど明るいガスランタン

ガスランタン

20年以上前からあるコンパクトガスランタンのド定番品、スノーピークの「ギガパワー天オート」。わたしがキャンプデビューしたときに迎え入れたもので、かれこれ13年ほど使っています。

当時は仲間とのデュオキャンプがメインで、今は子どもを連れて行くキャンプスタイルに変化しましたが、「これは持っていく」スタメン的存在。

ガスランタンを家族キャンプで使うために

もちろん、安全面ではLEDランタンに軍配が上がるのですが、やはりガスランタンにしか出せないあの雰囲気を子どもにも楽しんでほしい……!と思っているので、いろいろ工夫しています。

今回は筆者的「ギガパワー天オート」の推しポイントヤケド防止対策をご紹介したいと思います。

ギガパワー天オートの〈推しポイント〉6つ

ガスランタン

今は複数のランタンを展開しているスノーピークですが、ブランドとして記念すべき“ファーストランタン”がこのギガパワー天オート(現モデルは初代のリニューアルモデルとしてアップデートされています)。

1998年の誕生から24年たった今も愛されている、コンパクトランタンの個人的推しのポイントを6つご紹介したいと思います。

1. コンパクトで軽い

コンパクトランタン

コンパクトランタン

なんといっても、このコンパクトさ。手のひらサイズでとっても小さい!

重さは単体で133g、収納ケース込みで166g。ガスランタンらしくない軽量さ。250のガス缶とあわせても530gで済みます。

とにかく持っていくのが億劫にならないので、キャンプはもちろん、荷物を背負って山を歩くテント泊のときにもたびたび持っていきました。

ガスランタン

ガスランタンの明かりは食事の雰囲気がグッとよくなるし、家族や仲間との会話も弾みます!

2. しっかり明るい

スノーピーク(snow peak) ギガパワー ランタン “天" オート GL-100AR

出典:amazon

公式サイトによると、明るさは80W相当。んー、これって数値的には明るいの?どうなの?と思ったので調べてみたところ、一般的に80W相当の一般電球をルーメンに換算すると、1160ルーメン以上とのこと。なので、おそらくそれくらいの照度があると言えるのではないかな、と個人的には思います。

一般的にキャンプサイト全体を照らすメインランタンに必要な明るさは1000ルーメン以上と言われているので、大きなサイトでなければメインの明かりとして活躍できるスペック。小型ですが、しっかり明るい!

3. メインにもサブにもなる

ガスランタン

明るさはツマミで絞れるので、間接照明としても使用OK。

わが家では基本、屋外でのメイン&サブ灯にギガパワー天オートを使い、テント内でLEDランタンを使っています。キャンプスタイルによって用途が変えられるところもいい。

4. 点火が怖くない

イグナイター付き

イグナイター付きなので、カチッと押すだけで簡単に点火するところも◎。キャンプを始めたばかりの頃は、イグナイターのないランタンにライターで火入れするのがとにかく怖かった……。

13年間一度も修理になったことはなく、今のところイグナイターの不具合もナシです。

5. マントルのもちがいい

ガスランタンのマントル

ガスランタンのマントルって移動中に壊れがちだなと思っていましたが、これまでの経験上、ギガパワー天オートのマントルは交換の頻度がかなり少ないです。各サイトのレビューを見ていても「マントルのもちがいい」とのコメントが散見され、筆者と同じようなことを感じている方がたくさんおられました。

シーズン明けに確認しても壊れていませんし、ぶっちゃけそこまで丁寧に運んでいるわけでもないんですが、マントルは生きてるんですよね、不思議と。

6. 美しい佇まい

500のガス缶

野暮ったさのない、美しい立ち姿も推しポイントのひとつ。500のガス缶合わせも個人的には好き。

スノーピーク ギガパワー ランタン GL-100AR

●サイズ:φ59×H95mm
●収納サイズ:62×65×103(h)mm
●重量:125g

わが家のヤケド防止対策

ガスランタン

LEDランタンには出せない温かみのある空間がガスランタンだとつくり出せるので、テントサイトの雰囲気がグッとよくなりますし、キャンプらしさも味わえます。

けれど、ヘッド部分が高温になるためヤケドの恐れがあるのも事実……。わが家には小さな子どもがいるのでヒヤヒヤはつきもの。不安はあります。

もちろん子どもには触らないよう言い聞かせてはいるものの、万が一のことがあるかもしれない……。気休めではありますが、わが家ではこんな対策をしています。

焚き火台スタンドを併用する

焚き火台に併用するスタンド

もともとランタンの上部の温められた空気を有効活用したいと思っていたので、焚き火台に併用するスタンドを使ってみることに。

スタンドを併用する

ランタン単体だとヘッドがむき出し状態なので心もとなかったですが、スタンドを併用することでガードになり、手を出しにくくなりました(多少光が遮られてしまうので、明るさは二の次になりますが)。

コッヘルを置く

上にコッヘルを置けば保温もできて一石二鳥!

ただしメーカーが推奨している使い方ではないため、使用の際は自己責任。スタンド上部も熱くなるのでその辺りも考慮する必要があり、あくまで気休め程度ですが、剥き出しにしているよりはいいかな、と思っています。

南湖ギア 風防板付き クッカースタンド #300

●サイズ(五徳部):30cm×24cm、(高さ):19cm(最大)~10.5cm(最小)、 収納時:30cm×25cm×2.7cm
●重量:約:1.3kg
●耐荷重:30kg

最初のガスランタンとしても◎

ガスランタン

筆者はいまキャンプ道具をファミキャン向けに少しづつアップデート中ですが、ギガパワー天オートは変わらず一軍のギアです。

「ガスランタンの雰囲気を取り入れたいけど、大きいガスランタンは扱いがちょっと怖い……」という初心者さんにもおすすめしたい!

スノーピーク ギガパワー ランタン GL-100AR

●サイズ:φ59×H95mm
●収納サイズ:62×65×103(h)mm
●重量:125g

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Source: nap-camp