斧もナタも必要なし!キャンプの薪割りに使える”くさび”5選
焚き火には薪割りが付き物。でも、斧や鉈は使いたくない……。
キャンプの大きな醍醐味の1つ、焚き火。そんな焚き火を楽しむのにマストなのが、"薪割り"です。
けれど、斧や鉈、ナイフなどの刃物を使った薪割りは、初心者にはなかなかハードルが高く、子どもに体験させたいときなども安全面に不安が残ります。
子どもや力のない人でも簡単に薪割りできる「キンドリングクラッカー」などの道具もありますが、UL派にはなかなか厳しいサイズ。そもそも斧や鉈自体も、UL派にとっては嵩張るツールの1つです。
実は、そんな薪割りツールに悩めるキャンパーにおすすめしたいアイテムがあるんです! それが“くさび"です。
斧や鉈ナシで薪割り完了?!「くさび」ってどんな道具?
薪割りのハードルをグッと下げてくれる便利ツール「くさび」。今回は、このくさびについて、詳しくご紹介していきます!
くさびの使い方
くさびとは、ちょうどドアストッパーのような形状の、先の尖った金属製のツール。使い方は至極カンタン。薪に先端を当てたら、ハンマーで打ち込むのみ。
ハンマー・くさびの自重+叩く力でめり込んでいくので、固い薪もパッカーンと気持ちよく割れるんです。
ただし、太い丸太を割る場合、1本のくさびだけを真ん中に打ち込むと、薪が割れずにくさびが突き刺さったまま取れなくなってしまいます。
太い丸太の場合は、画像のようにくさびを2本セットで使い、交互に打ち込んでいくよう注意しましょう!
くさびを使うメリット
斧や鉈、ナイフなどの刃物に比べると、触れたら手を切るような鋭利さがなく、斧のように大きく後ろへ振りかぶる動作も必要ないので、安全かつより軽い力で薪割りが可能に。
また、ペグハンマーと薪割り用ハンマーを兼用すれば、小さなくさびだけ携行すればよく、UL派にもピッタリ。
さらに、固い広葉樹や節のある木、繊維質な木など、斧や鉈で歯が立たない薪もくさびを使えば割ることができます。
くさびの選び方
薪割り用のくさびは、大きく分けて「ストレート」と「ねじり」の2種があります。
ストレートは、シンプルな角錐型や円錐型で、細長い縦割り薪を作るのに向いています。ねじりが施されたタイプは割り裂く力に優れ、よりパワフルに繊維を引き裂きます。
また、どちらのタイプでも刃先が薪に食い込みやすい形状でないと、なかなか薪が割れないので、先端の形状も要チェック。
薪割り用のくさびは金属製のものが多く、鋼鉄製やステンレス製などがメインです。特に、ハンマーの材質との組み合わせには注意が必要です。どちらも鋼鉄製の場合、打ち込む際に火花が発生するので、顔や手を保護するゴーグルや手袋が必要になってきます。
おすすめのくさび5選
くさびについての理解が深まってきたところで、ここからはいよいよおすすめのくさび5選、ご紹介していきます!
Source: nap-camp
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