今売れてる「マルチグリドルパン」7つの魅力＆気になる点【朝・昼・晩のおすすめ活用レシピ8種も】

2022-10-27

1台4役の万能フライパンが今、アツイ！

いま巷で話題の平らなフライパン「マルチグリドルパン」。

焼く、煮る、茹でる、揚げると、1台4役に使えるアイテムで、キャンパーの間で人気急上昇中なんです！

これはフードコーディネーターとしてチェックせずにはいられない！　ということで、フォーシーズンズから発売されている「マルチグリドルパン 33cm」を実際に購入して使ってみました。

料理派キャンパーにドンピシャな7つの理由

1. 無駄のないフォルム

初めて「マルチグリドルパン」をみて感じたのは、ビジュアルの良さ。

真っ黒でシック、シンプルで無駄のないフォルムは、料理をのせた際に食材の色や質感を最大限に引き出してくれます。

計算されたスタイリングをせずとも自ずと写真映えが叶います。

2. 大皿感覚でサーブできる便利さ

鍋やフライパンからお皿に移すと、洗い物が増える……。

「マルチグリドルパン」なら、両取っ手付きなのでそのままテーブルにサーブしやすく、大皿感覚で料理の取り分けがしやすいです。

3. 熱伝導の高さが抜群

鉄板感覚で調理ができるマルチグリドルパンは、加熱後短時間でしっかりステーキ肉にも火が入ります。

中心部だけでなく淵部分までしっかり熱くなるので、火傷には要注意ですが食材への熱伝導も調理後の保温性も抜群！

4. 持ち運びやすい軽さ

33cmの「マルチグリドルパン」の重さは約1キロ。

見た目は鉄板ぽくて、さぞ重たいと思いきや、片手でひょいっと持ち上げられる軽さです。

スキレットのような鉄素材ではなく、軽量な高純度アルミ素材を使うことで、ここまでの軽量化を実現させています。

5 .シーズニングいらず

はじめて使う際は中性洗剤で洗い、よく拭いてから植物油を薄く伸ばす必要があります。

しかし、それ以降はシーズニング（油を塗って手入れすること）は不要。一般的なダッチオーブンやスキレットに比べ、洗って拭くだけならとっても気楽！

秘密は、フッ素加工が何重にも施された優れたイノーブルコーティング。

PFOA（有機フッ素化合物）などの有害物質を含まない安全なコーティングとなっているため、健康面でも安心です。

6. さまざま熱源に対応

どんな熱源でも使えるのも魅力の一つ。

IH非対応のモデルもあり、その分価格がお安くなっているので、ガスでしか使わないならそちらがおすすめ。

ちなみに、筆者が購入したモデルは食洗機に対応にもしています。

7. 五徳にぴったりハマる

裏面には五徳用の溝がああるので、調理中にズレにくくなっています。

注意点としては、カセットボンベ部分の加熱を防ぐため、調理器具がかからないようにすること。写真のようにハンドル部分をずらして配置すると安心です。

ちょっと気をつけたいポイント

「マルチグリドルパン」はここ最近、人気が急上昇しているので模倣品が多く出回っています。

それらすべての品質が悪いとは限りませんが、安心して使うなら正規品を使うのがベスト。

フードコーディネーターが考案！
マルチグリドルパン活用レシピ8選

それでは、フードコーディネーターの筆者おすすめレシピを朝・昼・晩とシーン別にご紹介します！

【朝】残りもの活用ハンバーガー

まずはハンバーガー。前日の残り野菜やお肉など、具材はなんでもOK。

「マルチグリドルパン」一枚ですべての材料をグリルできるので、好きなように具材を重ねて挟むだけ！　手軽にスペシャルな朝ごはんが完成します。

■ステップ1：「マルチグリドルパン」を中火で温め、すべての材料をグリルする。バンズはカットされた面を下にして焼く（こうすることで挟んだ際にチーズが溶けやすくなります）。

■ステップ2：目玉焼きに火が通り始めたらお好みのスパイスをまぶす。

具材は重ならないように並べて焼く。バンズが焦げないように火加減には注意！（グリドルパンの淵に置くと焦げにくい）

■ステップ3：厚切りベーコンは両面に軽く焦げ目がつくまで焼くとおいしいですよ。必ずグリドルパンから火が出ないような火力で調理しましょう！

■ステップ4：温めたバンズの断面にチェダーチーズをのせ、その上に厚切りベーコンを、次に目玉焼き（焼き具合はお好みで）をのせ、グリルしたアボカドを載せたらトマトケチャップをかけ上のバンズで挟めば完成！

ベーコンは欲張って2枚、アボカド抜き、ケチャップ抜き、スライスしたトマトも挟む……などお好みでカスタマイズを！

【昼】5種の鉄板寄せ焼き

33cmのグリドルパンなら、一度に多種類の寄せ焼きが可能。焼きあがったものから取り分け、お好みのタレやスパイスでおいしく頂きましょう！

写真の材料とホイルや竹串があれば、簡単な下準備をして後は焼くだけ！

1. 玉ねぎダレでいただくガーリックステーキ

■ステップ1：材料を食品用袋に入れ良く揉み下味をつけておく。

■ステップ2：グリドルパンを強火で温め、両面を焼き色がつくまで焼き、好みの火通りに仕上げる。器にとって切り分けお好みのタレをつけて頂く。

2. エビと野菜の串焼き

■ステップ1：エビは下処理してよく洗い、水分をふき取ってから食品用袋に入れ、塩・こしょう・すりおろしにんにくを加えて揉み込み下味をつける。

その間にパプリカを食べやすい大きさに、玉ねぎは皮を剥いて約1㎝幅の輪切りからの半月切りにしておく。

■ステップ2：材料を串で刺し、強火で温めたグリルドパンに並べて焼く。好みでオリーブオイルやミックススパイスを少々回しかける。

3. スライスじゃが塩バター

■ステップ1：皮ごと1㎝幅にスライスしたジャガイモを最低5分間水にさらし、その後水気をふき取ったらアルミホイルに並べる。

■ステップ2：塩やお好みのミックススパイスをまぶしバターをひとかけ載せたらホイルでしっかり包み、しっかり火が通るまで温めたグリドルパンで蒸し焼きにする。

4. ホタテのバター焼き

■ステップ1：アルミホイルに水分をふき取ったホタテをのせ、残りの材料を加えてしっかり包んだら、温めたグリドルパンで火が通るまで蒸し焼きにする。

5．きのこのホイル焼き

■ステップ1：アルミホイルに石づきを除いて手で裂いたきのこを置き、バターと塩を加えてしっかり包んだら、温めたグリドルパンで火が通るまで蒸し焼きにする。

【昼にも夜にも】ニラ玉塩焼きそば

昼にも夜にも、少ない材料で手軽に作れるニラ玉焼きそばは大人も子どもも好きな味わい！

■ステップ1：グリドルパンを強火で温めたら、約3㎝幅にカットしたニラを炒める。次に卵を加え、ぐるぐると混ぜ炒める。

■ステップ2：火が通ってきたら中華麺をのせ、弱火にして水を加えほぐし炒める。

■ステップ3：粉末塩ソースを加えて全体をよく和えれば完成！

 

【夜】お手軽サムギョプサル

 

■ステップ1：豚バラブロック肉は約1cmの薄さにスライスする。両面に塩・こしょう・塩こうじで下味をつけてしばらく置く。
※ここまでを前夜に仕込んでジップロックごとキャンプ場へ持参するとラク！

■ステップ2：野菜とタレを準備する。きゅうりはヘタを除いてスティック状に切る。

大葉は洗って軸を除き水分をよくふき取る。サンチュもさっと洗って水分を良くふき取っておく。

■ステップ3：材料をよく混ぜ合わせてタレを作る。

■ステップ4：グリドルパンを熱し、豚バラブロックを中火～強火で油が出てくるまで両面に焼き色がつくまでしっかり焼く。

出てきた油（グリドルパンの真ん中のくぼみに集まります）はキッチンペーパーで拭き取る。

■ステップ5：肉に火が通たらキムチを加えてさっと炒める。

全体を混ぜてもOKですが、小さなお子さんがいるファミキャンの場合はキムチと豚バラ肉は和えずに、お好みでキムチを和えるようにすると◎。

■ステップ6：サンチュ、大葉、豚バラ肉、キムチ（お好みで）、タレ、きゅうりの順にのせたらくるりと巻いてパクっとどうぞ！

こんなアイデアも！
インスタで見つけたレシピ3選

他にもキャンパーさんの素敵なマルチグリドルパンレシピを発見したのでいくつかご紹介。

筆者が気になったのはこちらの3つ（どれもおいしそう！）。

1. ニラ饅頭

こちらは見た目も愛らしいニラ饅頭。家族や友達と作りながら会話も弾みそうですね！

ひと口サイズにすることで火の通りも早く、何よりつまみやすい、そしてカワイイ姿にそそられます。

2. ルーローハン

こちらはルーロハン。ボリューミーで白ごはんにもビールにも合いそうです。

2～3人前も余裕で調理できるのはやっぱりラクですよね。ファミキャンには直径33cmがおすすめです！

3. カルボナーラ

マルチグリドルパンでキャンプ料理がもっと楽しく！

マルチグリドルパンが一枚あれば、キャンプ料理もおうちごはんももっと楽しくなること間違いなし！　気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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Source: nap-camp