みんな寒さ対策どうしてる?キャンプサイトにアポなし突撃取材

※幕内で火器を使用しているシーンがありますが、ほとんどのメーカーが幕内での火器の使用を禁止しています。使用する際は自己責任となりますので、もし使用する際は換気を十分行い、一酸化炭素報知器を必ず使用しましょう。

極寒!12月某日のキャンプ場にて



12月のある週末。この日の予想最低気温はなんとマイナス10度と、生半可な装備で挑むと危険な寒さ。もちろん朝方にはテントも凍っていました。

しかし、さすがは冬キャンプの過ごし方を知っている熟練キャンパーの皆さん、寒さ対策が完璧! ここからはキャンパーの皆さんに聞いた各々の寒さ対策をご紹介します。

8人のキャンパーの寒さ対策をご紹介!


焚き火の季節とあって、様々な焚き火台を見かけました

今回は8人のキャンパーに注目。テントからギアまで、真似したいテクニックばかりです。

圧倒的に大人気!サーカスTC



寒くなるとコットンテントが増えるのですが、今冬もテンマクデザインの「サーカスTC」が大人気! この日だけでも20張以上見かけました。

サーカスTCの魅力は、薪ストーブをINしたときのシルエットの美しさ。ユーザーの皆さんは薪ストーブを使っている方が多く、もはや冬キャンプ定番の組み合わせになってきましたね。

かといって冬以外には向いていないかと言うとそうではなく、夏には開閉口をフルオープンすると風通しも良いため、オールシーズン使えるオススメテントです。

巨大コットンテントでお篭りスタイル



こちらもコットンテントですが、見たことのない大きさ。中国から仕入れたテントで、サイズはなんと8人用のノルディスク「アスガルド19.6」を超えるほど大きいとのこと。

中には薪ストーブはもちろんのこと、大人2人子ども2人に大き目の棚やベッドを入れてもまだまだ余裕のあるサイズ。これだけの広さがあればテントの中で事足りてしまうため、外に出る必要のないポカポカお篭りスタイルの完成です。

強風も陣幕でなんのその!



キャンプ場では急な強風が吹き荒れることもしばしば。真冬の北風ほど辛いものはありませんが、陣幕があれば安心! 陣幕を展開しているメーカーが少ないため、テンマクデザインの「陣幕」をよく見かけます。

寒さ対策は、タープの片側を地面まで下ろしたり、中には自作で作ったりするなどキャンパーの個性が光っており勉強になることが多いように思います。

ホカホカモコモコ!シュラフ二重使い



冬キャンで辛いのが、寒くて夜中に目が覚めてしまうこと。真冬用のシュラフを使うことは前提ですが、こちらの方はシュラフINシュラフの最強装備! 外のシェラフは「yeti」と言うデンマークブランドのもので、マイナス52度まで対応できるスペックですが、念には念を、とのこと。

グッドアイディアですが、シュラフの中に空気が篭って汗をかき、逆効果になることもありますので、重ね過ぎには注意しましょう。

コット寝&ストーブ囲みテーブル



就寝スタイルのオススメの一つが、コットで寝ること。地面から距離を設けることで地面の冷気を直接受けなくなりますので、冬キャンプには有効な手段の一つ。

また、このサイトはヘキサテーブルの真ん中にストーブを置くことで、温まりながら食事を楽しめるスタイルに。ストーブの上に鍋を置いてみんなでつつきながら鍋料理を楽しむグルキャンもいいですね。

オシャレ&実用的な「ペンドルトン」



冬キャンプの定番品であるペンドルトンのブランケット。カラバリも豊富でいかなるキャンプスタイルにも適応する逸品です。

見た目だけでなく実力も一級で、膝にかけたり、装飾品として飾ったり、寝袋の中に入れたりなど色々な使い方が可能! 一枚あると便利なので、自分の好きな色を選んで一緒にキャンプに連れて行ってあげてください。

もうテントから出たくない!ラグの重ね置き



お座敷スタイルのキャンパーにオススメなのが、テント内をとにかくラグで敷き詰めること。テントのサイズちょうどのラグを見つけるのはなかなか大変。

そこで、写真のように何枚も無造作に敷き詰めてみると程よいラフさがあってよりオシャレに。また、足元に冷えにはダウンシューズを履くのもオススメですよ。

焚き火時の背中の寒さに!チェアカバー



焚き火をしていると火に近い部分は暖かくなりますが、逆に背中や腰が寒くて真冬には辛い時もあります。羊毛ボアのオレゴニアンキャンパー「ウォームコンパクトチェアカバー」が大活躍。

感触も柔らかく暖かさは言わずもがな。このように揺り籠スタイルにすると、よりリラックスした姿勢で焚き火を楽しむことができます。

安全に楽しい冬キャンプを!



冬は寒くてキャンプは敬遠されがちですが、空気が澄んでいる分綺麗な景色や美味しい空気を存分に味わうことができます。まずは安全性を十分考慮した上で、冬キャンプをどうぞお楽しみください。

※幕内で火器を使用しているシーンがありますが、ほとんどのメーカーが幕内での火器の使用を禁止しています。使用する際は自己責任となりますので、もし使用する際は換気を十分行い、一酸化炭素報知器を必ず使用しましょう。

Source: nap-camp